シェムリアップで自然農?!いろいろプロジェクトやれそうな畑を見学してきた

久々にやってきたシェムリアップで、知り合いの畑を見せてもらった。

以前は裸足のフランス人カップルが住んでたらしく、今は誰も使ってないという。


3~5畝くらい?の敷地に小屋や井戸もあり、シェムリアップの街からも近くて、これは可能性があるんでは!と思うのでレポートしてみる(・∀・)

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■シェムリアップの保護地域

シェムリアップはゾーンが分けられてて、それぞれのゾーンごとに規制がかかってるらしい。

畑はアンコールワット近くにあり、そのエリアは特に規制がキツく簡単に開発もできない。

それだけに緑が深く、畑も街道から少し入った森の中にある。

電気は契約可能

しかしそんな規制強いと不便なのでは?

と思うなかれ、なぜか選挙が近くなると人気取りで少し規制が緩和されるらしく(笑)、この畑のエリアもめでたく電気が通っている。

せっかくの森に電柱と電線が入り込むのはアレだが、電気を契約すれば引けるというのは便利ではある。

シェムリアップの街から20分!

畑はアンコールワット近くなので、バイクやトゥクトゥクなら街から20分で来れる。

人里離れてるわけでもなく、周辺にはローカルなご飯屋もあるし路上店でいろいろ買えたりもする。


市場もバイクならすぐなので買い物には困らない。
ただクメール語話せないと生活が少し不便で寂しいかも(^_^;)

しかしこれだけ緑が深いと木陰も多く、風が吹き抜けると本当に気持ちいい。

コンクリとアスファルトの街がいかに熱帯では間違っているか実感できる(^_^;)

バイクは免許いらず

もしここに住む、あるいは街から通うのであればバイクは必須となる。
トゥクトゥクで移動も可能ではあるが交通費がかかりすぎ(^_^;)


カンボジアでは中古のバイクは$400くらいからあるらしい。

また125CCまでの小型は免許もいらない!

生活必需品なので、カンボジアでは子どももときどき乗ってるのを見かけるくらいなのだ。
なんというか自転車感覚?

長期でいるなら買うのがオススメですな。

■生活は可能なのか?

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街から20分とは言えやはり畑に毎日街から通うのは面倒だ。

週末農業という手もあるけど、せっかくのこの環境、どっぷり浸かって生活しないともったいない。

ではこの畑で生活していくことは可能なのか?

畑のライフライン

畑はたぶん3~5畝くらいの広さだろうか?

その中に小屋があり、敷地内に井戸もある。
前述の通り電気も来ている。


寝るところと水と電気があれば生活はできる。

実際フランス人カップルが住んでたというし、生活していくのは問題ないと思われる。

果樹が植わり水もある

畑にはライムやマンゴーが植わっていて、井戸も2つあり水の問題もない。


しかしシェムリアップの土は痩せているらしく、野菜の出来はあまりよくないらしい。

※ちなみにバッタンバンの土はいいらしく、だから農業が盛んらしい。

またカンボジアではなぜか人がいないと果物が生らないと言われてるらしく、実際ここの果樹もいまいちできないという。


しかし逆に言えばこれは人が入って土作りする価値が高いということでもある。

納豆とアルミフリーのイースト菌(酵母)を調達してたんじゅん農法の土作りワークショップとか、面白いと思うなあ。

牛糞とかもらってきて堆肥もいいけど、ここで自然農でどこまでできるか興味深いね。

まずは小屋の補修から

なお敷地内の小屋はだいぶ使われてないのか一面が崩れている。


このままでも扇風機と蚊帳でも入れれば普通に暮らせるが、やはり壁がほしいのであればその補修からのプロジェクトになる。

壁とくつろげる軒先つくって、ソファとか置いて、ソーラー設置して、、

それをカンボジアでやるとどうなるか?

はおもしろいプロジェクトになるんでないかなあ。

ソーラーは調達できるが蓄電が?

緑陰に守られた小屋なら扇風機があれば暑さはしのげる。
電気は契約もできるが、まずソーラーパネルでなんとかならないか、自分なら調査したい。

というわけでシェムリアップの街に戻ってソーラーを探してみた。

電気屋をあたってみたらソーラーパネルはある。

が、パネルと直でつなぐ照明とセットの30Wくらいのやつで、どうもバッテリーに蓄電するという発想が無い?感じ??


バッテリーはある?と聞いたら乾電池を指差された(^_^;)

このへんわかるひとに聞いてみたいな~~

■治安はどう?

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畑のある村は郊外で治安は悪くはないが、昔よりも悪化はしてるらしい。

道が舗装されたせいで泥棒が街からやってくるという(^_^;)

なのでみんな昔は家に鍵なんてかけてなかったが今はかけている。
女性一人とかで住むのは難しいかもしれない。


またそこにずっと住んでないと、バイクやソーラー置いといたらたぶん失くなると思われる(^_^;)

■アンコールワットの街で自然農

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そんなわけでこの畑では

・ソーラーシステム、あるいは電気契約
・扇風機
・照明
・蚊帳

をまず揃えれば何かのプロジェクトをスタートできる。

井戸は手押しだが、ガソリンで動く手押しポンプを回す機械があるらしい。

できたらガソリン使わずソーラーで動く電動ポンプとか付けたいが、どっかで売ってないかなあ?

自分としては

カンボジアで自然農を実践できる拠点をつくるならどうするか?

という目線で考えてしまうが、敷地内にキャンプも可能だし、みんなで合宿企画とかどうだろう?

小屋を補修したり、井戸近くのバスルームを改修したりで快適に生活できるようにして、土作り&種まきプロジェクト。

あるいは最近興味を持ってるガス自給も、近隣から牛糞鶏糞をもらえば周りになんぼでもある雑草と合わせてできるかもしれない。


そんな無限の可能性を秘めたこの畑、遊ばせとくのはもったいない!

興味のあるひと、借りて何かプロジェクトやってくれんかな~~
自然農だったら俺もシェムリアップいったとき手伝います!^^


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