ATM手数料無料!カンボジアでUSドルをお得にキャッシングする方法

海外でキャッシングすると、銀行などのATM設置業者がATM手数料を取る。

昔は無料のATMもあったが、近年は$5とか当たり前に取るようになった。

他にもクレジットカード会社が取る手数料があり、キャッシングはコストが高くなりがちであった。

しかし以前、

”カンボジアでJCBのデビットカードを使ったら上記の手数料が一切かからなかった”

みたいな話を目にして気になっていた。

これが本当ならキャッシングでもそれなりに安く現金調達できるのじゃないか?

と思い今回、カンボジアで実際にやってみました。

結論だけ言うと、上記は本当だが、キャッシング額によりクレジットカードよりお得とは限らない、ということになる。

詳細は以降を読んでみてほしい。

また本当にオトクな現金調達方法を最後に書いとくので、読んでみてね^^

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■クレジットカードでかかるキャッシング手数料

海外でキャッシングすると、通常以下のコストがかかる。

  1. ATM設置業者(銀行など)が取るATM手数料
  2. カード会社が取るキャッシング手数料
  3. 返済日までの金利

また買い物の決済だと1.6~2%程度のカード会社が取る事務手数料があるが、キャッシングだと要らないらしい。

1.は$5くらいが多い。
2.はたいてい220円

3.金利はクレジットカードの引き落としまで待たず、繰り上げ返済することで日数を短縮できる。

年率は18%のことが多く、2週間後に返済したら

18%x14日/365日≒0.7%

の利子を取られることになる。

クレジットカードの代わりにJCBのデビットカードを使うと上記の手数料がかからない

という説が本当なら、上記3つが全部かからないわけだ。

■JCBデビットカードでキャッシング

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というわけで滞在していたカンポットで、ACLEDAとABAという2つのJCBを使える銀行で、キャッシングを試してみた。

ACLEDA銀行でキャッシング

これが実際にキャッシングしたACLEDA銀行カンポット支店だ。


自分が目にした情報では

  • ACLEDAなど特定の銀行
  • JCBブランドのデビットカード

の組み合わせならATM手数料が取られないはずだ。

ACLEDAでのキャッシングの実際

実際にやってみるとACLEDAのキャッシング上限額は$500のよう。

それ以上の金額を入力しても拒否されてしまうので、今回は上限の$500でやってみた。

またACLEDAのATMは少々クセがあり、

  • リエルしか出ない
  • レシートが出ない

ATMがあった。

レシートに関しては最後にレシートないけどOK?みたいな英語が出てきたのでNOを押して中断。一応証拠やからね。

で、そういうATMを避けてUSドルを出してくれて、レシートを印刷してくれるATMでキャッシング。

※しかし印刷させるメニューに行くのも少し操作が行ったと思うので試行錯誤してみてください。

よく言われるCONVERSION(日本円にあらかじめ換算してカードにチャージするオプション、たいていレートがとても悪い)は出てこなかった。

そしてATM手数料(access fee)$5は取りますよ、という表示は出た。
これもOKを押してそのままキャッシング。

しかしてレシートには手数料$5の記載はなかった。

ABAでは拒否られる

ACLEDAで$500をキャッシングした後、ABAという銀行でも試してみた。


ABAもJCBと提携しているはずで、実際ATMにVISA等ととももにJCBのロゴが表示されているので使えるはず。

。。と思ってやってみたが、なぜかキャッシング額として$100しか選べない。

その上その$100も拒否!

後でネットで確認したがデビットカード側のエラーは特に見当たらず、これはABA側で拒否?してるのだろうか。

ひょっとしたら銀行をまたいで1日トータル$500まで、みたいな規制があるのかもしれない。

■実際にかかった手数料

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キャッシングが終わった後いくら引き落とされたか確認し、手数料を計算してみた。

実際の引き落とし額

デビットカードであるのでクレジットカードと違い引き落としは即時だ。

キャッシング後すぐに確認したところ、$500のキャッシングに対し70,791円が引き落とされていた。

そして2,3日後に調整が入り426円が返金。

つまり

70,791-426=70,365円

が円建ての最終額になる。

70,365円÷500=140.73円/1ドル

の計算となり、アプリで確認した当日の仲値レート136.85に対し3%程度の手数料が乗っていることになる。

そして自分のデビットカードの海外キャッシング規約を見てみたら、やはり3.08%の手数料がかかるとのこと。

逆に言えばそれ以外のコスト、つまりクレジットカードでかかる3つのコストがかかっていないということだ。

ポイントバック1%!

そして我が銀行ではデビットカードのチャージ額に1%のポイントが還元される。

今回だと703円は還ってくるので、端数もあるが実質約2.08%の手数料でキャッシングできるということになる。

■クレジットカードとの比較

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そんなわけで今回はJCBデビットでのキャッシングが

  • クレジットカードでかかる3つのコストなし
  • しかし3.08%の手数料はかかる

とういうことが確認できた。

ではデビットカードのほうがクレジットカードよりお得なのかというと、そうとは限らない。

クレジットカードのキャッシング手数料

クレジットカードでかかるコストを以下で計算してみると、

  • ATM手数料:$5
  • クレジットカードのキャッシング手数料:220円
  • 金利2週間分:0.7%
  • 為替レート:136.85円/ドル

手数料の総額は

5x136.85+220+70,365x0.7%≒1,396円

となる。

デビットカードのキャッシング手数料

そしてデビットカード。

実際の引き落とし額から仲値レートでの円建て額を引くと、

70,365-500x136.85=1,940円

ポイント還元1%を計算に入れて

1,940-703=1,237円

となる。

条件によってクレジットカードのほうがお得

というわけで今回はポイント還元も入れると、デビットカードのほうが安いコストでドルを調達できた。

しかし159円と際どい差だし、ポイント還元が無ければ完全にクレジットカードのほうが安い。

つまりポイント還元のないデビットカードの場合は特に、注意が必要だ。

以前、タイで3,000バーツ(約12,000円)をキャッシングした際は、少額ゆえにデビットカードのほうがかなりお得だった。

しかし今回のように$500(約70,000円)と少し高額になってくるとその差は微妙になる。

どっちがお得かはちゃんと計算してみる必要がある。

でもデビットカード、早期返済のため日本に電話したり振込したり、という手間がかからないのはかなり助かるね。

■カンボジアではデビットカードか?

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そんなわけで今回はJCBデビットでのキャッシングが

  • クレジットカードでかかる3つのコストなし
  • しかし別途所定の手数料(自分のカードは3.08%)はかかる

とういうことが確認できた。

クレジットカードとどっちとお得かは条件(特にキャッシング額)によるが、

  • 1%ポイント還元が前提
  • $500が上限

なのであればデビットカードが少しだけオトクかもしれない。

だからカンボジアでもし1日$500までしかキャッシングできないのであれば、やはりデビットカードなのかなあ?

またこれ、

  • JCBに限らずデビットカードだと全部そうでは?
  • ACLEDA以外の銀行だとどうなの?

というあたりはまだわからない。

どなたかゼヒ試してみてください :)


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