雨は壊れたピアノどころじゃないんだぜ~雨季のプノンペンに近代と自然の共生を考える~

カンボジアも雨季に入ってきたのか、毎日スコールが降る。

だいたいは夕方ごろ降るのだが、日本の夏の夕立とは訳が違う。

バケツを引っくり返した、みたいな表現があるが、おそらく東南アジアの上空ではバケツとレベルの違うものがひっくり返されている。

だって雨樋からの雨水がもうである!!


さらに東南アジアの都市は日本とはインフラのレベルが違う。
カンボジアの首都プノンペンでもそれは同じで、



簡単に道路が川になってしまう!

そして交差点は完全に海に。


街なかに波打ち際ができるw


そして突如できた川では子どもたちが遊ぶww


どこから持ってきたのか発泡スチロールの蓋につかまってぷかぷか泳いでいたりしてチョー楽しそう。
俺ももうちょっと若ければ参加するのだが( ̄∇ ̄

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しかし仕事する大人の皆さんはそれどころではない。
この状況でも生活を止めるわけには行かないので、なんとか雨水の海を渡る現地びとの皆さん。


渡ろうと思ったら膝まで浸かります。
ぷかぷか浮かびまくるプラスチック・ゴミが新興国の問題を端的に示してもいる。


しかしこの、他の道路より低いがゆえに海と化すエリアには、日本のJICAが仕込んだびっくりどっきりメカニズムが!


道路の下にどでかいタンク?が仕込んであるらしく、蓋を開けるとずおおぉぉぉ。。!と水が吸い込まれてゆく!

カンボジアの降雨に合わせてあるらしく、かなりの雨量にも対応するそうな。

しかしある程度もとに戻るまで数時間はかかる感じで、もっと早く空けときゃいいのに!と思うことしきり(^_^;)


水位が下がると見えてくる取水口。こんなんが仕込まれてるとはねえ。


JICAも地味に頑張ってるというのを実感したね俺は。

そんなわけでこの季節、東南アジアでソックスと靴履いて出歩くのは自殺行為。
この雨水か汚水か分からない水に漬かってしまうと、ソックスが異様な臭いになりまする(^_^;)

ちなみに外を歩くとき、現地の人はみんなビーサンを使っているのでそういう問題はない。

自分もこういうスリッパを日本の100円ショップで買って持っていっている。
ビーサン代わりなのだが、足先をカバーできるのがよくてね。


ちなみにこういう雨水の川、フィリピンで大学が調査したらそれはもう訳わからん菌がウヨウヨしておったそうな。
いろんな汚水と混ざるんやろなあ。。足に傷口とかあると最悪な気がする。

そんな川で遊びまくる子どもってたくましい(^_^;)

これもなー都市の汚染が無ければけっこう楽しいイベントになりそうなんやけど!

もう少しうまい自然との共生はできないものかと、考えさせられもしたわたくしでした。



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