この(2017年)9月からカンボジアもビザが厳しくなるということでいろいろ調べたのだが、
フリーランサーがカンボジアで働くのはかなり厳しくなる印象だ。
だからカンボジア関連のビジネスをする場合、結局フリーランサーにとって一番簡単なのは日本とカンボジアをつなぎ、日本側で円を稼ぐというやり方だと思う。
しかしその場合、基本的に稼いだ円は日本の銀行に振り込まれるわけで、カンボジアで活動したり生活する上で必要なドルは手に入らない。
よって日本にある円をカンボジアで現金化する必要がある。
ここではその主要な2つの方法、キャッシングと銀行間送金につき必要なコストを考えてみる。
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という感じである。
円資金をドルとして調達するには
があると思う。
今回はカンボジアにずっといる想定なので、日本から円のキャッシュ持ち込みは考えない。
またTransfewiseなどの業者を使って送金という手もあるのだが、USドルの送金は結局SWIFT(銀行間送金)を使うらしく無意味なのでこれも考えないことにする。
(やったことはないので興味あるひとは確認してね)
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カンボジアにはキャッシングの際ATM手数料無料の銀行があったのだが、今はどこも$5かかると考えていいと思う。
そんなに取るのに出金できるのは$300までとか。
そんな中MaybankだけはATM手数料が無料だったのだが、ここもついに$5取るようになった。
ただ降ろせる額が$500までとか大きかったと思うので、限度額が小さい銀行より少しだけ効率はいい。
Maybankはプノンペンで一番分かりやすいのはノロドム通り沿いのMaybank Towerかな。
その想定で一度計算してみたのだが、$300で$1.5くらい、$500で$2.6くらいは取られていることになる。
またATM手数料の$5に加えて、クレジットカードのほうで1回220円のATM利用料がチャージされる。
トータルすると$500のキャッシングに対して
の$9.6くらいがかかることになる。
$500をキャッシングするなら、2%弱の手数料だ。
もちろんもっと多くキャッシングすれば効率はいいが、プノンペンはひったくりが怖いなあ。。
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カンボジアに銀行口座を持っているなら、日本の銀行から送金すると日本側で送金手数料、カンボジア側で着金手数料がかかってくる。
また日本のドル口座→カンボジアのドル口座であれば送金・着金の手数料だけだが、日本円をカンボジアのドル口座に送るなら為替手数料も普通にかかってくる。
また知り合いに聞いたところ、カンボジア側の着金手数料は$30くらいかかっていたという。
銀行のHPなどを見るとたいてい$10もしくは、着金額の0.1%という感じ。
だから$30というのはけっこう高額を送金したか、あるいは中継銀行が手数料を取ってるのかもしれない。
また円口座からドル口座に送金する場合の為替手数料は、その時の為替レートにプラス50銭~1円が相場だ。
くらいで、トータル$180くらいかかることになる。
率にして2%弱なのでキャッシングとほぼ同じくらいのコストだ。
しかし$500のキャッシングを20回やったら$192で少し高くなるし、現金を持ち歩く必要もないので銀行間送金のほうが圧倒的に便利だと言える。
そのメリットはズバリ手数料率で、カンボジアの円→USドル両替はものすごくレートがいい。
詳しくはこちら。
注:現在、コロナの影響でカンボジアの円→USドル両替レートは5%まで上がっていて、ほぼメリットはなくなりました。
ただ大きな額をレートが良くなる日まで持ち歩くのはやはりゾッとしない。
特にプノンペンの治安はよくなく、バイクでのひったくりは日常的に起こっている。
また無申告の持ち込みは1万ドルが限度。
大きなキャッシュをハンドキャリーしたい人はこの
の両面を考慮する必要があると思う。
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日本の資金をカンボジアでUSドルとして受け取る上で、大きな額ならやはり銀行間送金がオススメかと思う。
ただ国際送金に向いた口座を作れる銀行を調べる必要はあり、少額ならキャッシングが簡単でよい。
ここはやはり送金無料の日本の銀行や、着金が安いカンボジア側の銀行を調べ上げて口座を作るしか無いように思われる。
日本で外貨を扱う銀行はときどき為替手数料無料のキャンペーンをやってることもあり、そういうときにドルをプールしておくのも手だ。
さらにネットで国際送金の手続きができる銀行もあり、そういうところを知っておくのはとても大事だ。
そのへんの具体的な話は、たまに旅のお話会でしゃべってるんで機会があったら参加してみてね。
Twitterで情報は流してます。
今はもっと節約術を磨いたのでもっと安くいけてると思う。
だから$10弱の手数料で$500を月1回、キャッシングで降ろせばまあそこまで問題はないかな。。
大きな額をカンボジアに移さねばならないようなビジネスでなければ、クレジットカード一つでカンボジアで活動を始めることは可能ということでもある。
だからアイデアある人、みんなガンガン来ーい!\(^o^)/
カンボジア、ビジネス・ステイの費用はどの程度かかるのか見積もってみた・2017年度版
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>> 9月からカンボジアの長期滞在ビザが厳しくなるよ
フリーランサーがカンボジアで働くのはかなり厳しくなる印象だ。
だからカンボジア関連のビジネスをする場合、結局フリーランサーにとって一番簡単なのは日本とカンボジアをつなぎ、日本側で円を稼ぐというやり方だと思う。
しかしその場合、基本的に稼いだ円は日本の銀行に振り込まれるわけで、カンボジアで活動したり生活する上で必要なドルは手に入らない。
よって日本にある円をカンボジアで現金化する必要がある。
ここではその主要な2つの方法、キャッシングと銀行間送金につき必要なコストを考えてみる。
■カンボジアでドルを得る方法
カンボジアの通過はリエルだが、USドルが普通に流通しており、- 主要通貨がドル
- 補助通貨にリエル
という感じである。
円資金をドルとして調達するには
- キャッシング
- 銀行間送金
- 送金業者
- 現金の両替
があると思う。
今回はカンボジアにずっといる想定なので、日本から円のキャッシュ持ち込みは考えない。
またTransfewiseなどの業者を使って送金という手もあるのだが、USドルの送金は結局SWIFT(銀行間送金)を使うらしく無意味なのでこれも考えないことにする。
(やったことはないので興味あるひとは確認してね)
■高くなったカンボジアのキャッシング
手数料が無料だったATM
カンボジアも最近ATMがキビシクなっていて、昔は無料だったATMフィーが$4とか$5とか取るようになってきた。そんなに取るのに出金できるのは$300までとか。
そんな中MaybankだけはATM手数料が無料だったのだが、ここもついに$5取るようになった。
ただ降ろせる額が$500までとか大きかったと思うので、限度額が小さい銀行より少しだけ効率はいい。
Maybankはプノンペンで一番分かりやすいのはノロドム通り沿いのMaybank Towerかな。
ATMが建物内なので、屋外にあるものよりスキミングとかの心配も少ないと思う。
カンボジアのキャッシングコスト
キャッシングする際は為替レートに手数料が乗っていて、なんとなく$1あたり50銭くらいかなあ?と思っている。その想定で一度計算してみたのだが、$300で$1.5くらい、$500で$2.6くらいは取られていることになる。
またATM手数料の$5に加えて、クレジットカードのほうで1回220円のATM利用料がチャージされる。
トータルすると$500のキャッシングに対して
- ATM手数料
- 為替手数料
- クレジットカードのキャッシング手数料
の$9.6くらいがかかることになる。
$500をキャッシングするなら、2%弱の手数料だ。
もちろんもっと多くキャッシングすれば効率はいいが、プノンペンはひったくりが怖いなあ。。
■日本から銀行間送金するとしたら?
また日本のドル口座→カンボジアのドル口座であれば送金・着金の手数料だけだが、日本円をカンボジアのドル口座に送るなら為替手数料も普通にかかってくる。
銀行間送金の手数料
日本の銀行の送金手数料は数千円くらいが相場で、銀行によっては得意客に無料でサービスするところもある。また知り合いに聞いたところ、カンボジア側の着金手数料は$30くらいかかっていたという。
銀行のHPなどを見るとたいてい$10もしくは、着金額の0.1%という感じ。
だから$30というのはけっこう高額を送金したか、あるいは中継銀行が手数料を取ってるのかもしれない。
また円口座からドル口座に送金する場合の為替手数料は、その時の為替レートにプラス50銭~1円が相場だ。
100万円を送金したときの手数料
上記からすると、100万円を送るとしたら- 為替手数料:$100くらい(レートにプラス1円で計算)
- 送金手数料:5,000円
- 着金手数料:$30
くらいで、トータル$180くらいかかることになる。
率にして2%弱なのでキャッシングとほぼ同じくらいのコストだ。
しかし$500のキャッシングを20回やったら$192で少し高くなるし、現金を持ち歩く必要もないので銀行間送金のほうが圧倒的に便利だと言える。
■両替のメリット・デメリット
なお今回は長期滞在中の想定なので比較しないが、キャッシュで大きな額を持ち込んでカンボジア国内で両替するという手もある。そのメリットはズバリ手数料率で、カンボジアの円→USドル両替はものすごくレートがいい。
詳しくはこちら。
>> 手数料0.75%でドルに両替!プノンペン最高レートの両替所はここだと思うぞ :)
注:現在、コロナの影響でカンボジアの円→USドル両替レートは5%まで上がっていて、ほぼメリットはなくなりました。
ただ大きな額をレートが良くなる日まで持ち歩くのはやはりゾッとしない。
特にプノンペンの治安はよくなく、バイクでのひったくりは日常的に起こっている。
また無申告の持ち込みは1万ドルが限度。
大きなキャッシュをハンドキャリーしたい人はこの
- 両替レートのよさというメリット
- 治安と持ち込み限度額というデメリット
の両面を考慮する必要があると思う。
■結局どの方法がオススメか?
ただ国際送金に向いた口座を作れる銀行を調べる必要はあり、少額ならキャッシングが簡単でよい。
銀行間送金を調べ上げよう
というわけでキャッシングのコストが上がってしまい、Transfewiseも高くつくらしいカンボジアでは、銀行間送金が有力なオプションだと思う。ここはやはり送金無料の日本の銀行や、着金が安いカンボジア側の銀行を調べ上げて口座を作るしか無いように思われる。
日本で外貨を扱う銀行はときどき為替手数料無料のキャンペーンをやってることもあり、そういうときにドルをプールしておくのも手だ。
さらにネットで国際送金の手続きができる銀行もあり、そういうところを知っておくのはとても大事だ。
そのへんの具体的な話は、たまに旅のお話会でしゃべってるんで機会があったら参加してみてね。
Twitterで情報は流してます。
ちょっとした額ならキャッシングで
また自分のカンボジアでの生活費は一度見積もってみたが、だいたい$400台だった。>> カンボジア、ビジネス・ステイの費用はどの程度かかるのか見積もってみた・2017年度版
今はもっと節約術を磨いたのでもっと安くいけてると思う。
だから$10弱の手数料で$500を月1回、キャッシングで降ろせばまあそこまで問題はないかな。。
大きな額をカンボジアに移さねばならないようなビジネスでなければ、クレジットカード一つでカンボジアで活動を始めることは可能ということでもある。
だからアイデアある人、みんなガンガン来ーい!\(^o^)/
その他、カンボジア長期滞在情報はこちら
9月からカンボジアの長期滞在ビザが厳しくなるよカンボジア、ビジネス・ステイの費用はどの程度かかるのか見積もってみた・2017年度版
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