カンボジアの市場で買ったカオニャオを、炊飯器で美味しく炊き上げることは可能か?

タイでよくポークと一緒に売っているカオニャオだが、カンボジアでも市場に行けば生米が手に入る。

英語でSticky Rice、自分の近くの市場では1キロ 5,500リエル。
普通の米がいいやつでも$1くらいだからちょっと高い。

そしてカオニャオは通常蒸し上げて食べるのだが、家に蒸し器がなかった。

炊飯器はあったので、炊飯器でうまくカオニャオを炊き上げる技を開発することにした。
蒸し器くらい買えば?Bimboの民にその選択肢はない( ̄∇ ̄


■カオニャオを炊飯器で作る2つのポイント

まず炊飯器で炊くやり方をネットで探してみると、いくつか見つかった。

どれにも共通するのは


  • 浸水すること
  • ギリギリの水の量にすること


であった。

カオニャオを炊飯器でも再現する最適な炊き方を発見するため、上記をいろいろ調整してみることにした。

■炊飯器でカオニャオ、実験開始

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ネットで見ると浸水の時間はけっこうまちまちだった。

どうしても屋台で買うカオニャオより水分が多くべちゃっと感があるが、やりようによってはかなり再現することがわかった。

一晩浸水で炊いてみる

まず寝る前に浸水しておき、次の日の朝に炊いてみた。

時間にして数時間だろうか。


これがやってみると、よく言えばふっくらだが、あの硬柔らかいカオニャオには程遠かった(^_^;)

とりあえずかつお節で食ってみたが、


なんつーかべちゃっと感が高くてあまりよろしくない。

水の量を減らしてみる

水分が多いからべちゃっとするのだろうから、これは水の量を減らせばいいのだろうと思い、2回目はかなりギリギリの水量にしてみた。


最初にやったときもかなりひたひたの水量だったが、今回はところどころ米が水面上に顔を出すくらいまでギリに。

また浸水時間も2時間半くらいと短くした。

これでやってみると、釜に接している焦げのあたりがまあまあ美味しくできた!


逆に言うと上の方がやわくて、べちゃとまでは言わないがやはりカオニャオに期待するあの硬柔らかい感じはない。

しかし最初のときよりはかなり改善である。

さらに浸水を短く、米の量も少なく

2回目のやり方でもまだ柔らかすぎるので、さらに水量を調整するため、浸水を短くすることにした。

また上下で柔らかさが違ったので、米の量を減らせば水分が均一に飛ぶのではないかと考えた。

というわけで


  • それまで2合だった米を1合に
  • 浸水は1時間
  • 水量は同じくらいで、米がところどころ露出するくらい


で炊いてみた。


結果、これはなかなかの成功!


本来からするとやはりやわいが、かなり近い。

手でちぎってちまちま、朝食やおやつで食べましたとさ^^

浸水なしだと煎餅化

あとおまけだが、浸水を一切しないでいきなり炊くというのもやってみた。


これはバリッバリの煎餅みたいになり、カオニャオとはほど遠い何かになった(^_^;)

まあちょっと変わった煎餅だと思えば食べられなくはない( ̄∇ ̄

またやるかと言われるとアレだがな( ̄∇ ̄

■カオニャオ炊飯はコメの量がポイント

そんなわけで炊飯器でカオニャオを作る場合、やはり蒸すより水分が多くなり柔らかくべちゃっとなりがちなのは否めない。

そこで水量はもちろん、米の量を最低限(1合)にすると水がよく飛んでかなり近くなるというのが発見であった。

でも1合だけ炊くのもなんか電気代が無駄な気もするね(^_^;)

もう柔らかくなるのはあきらめて、すりこぎとかで搗いてお餅にしてみるといいのかなあ。。機会があったら試してみたい。

てゆーか要するに「蒸し器買え」が結論なのではと読者に気づかせる隙を与えずこの記事を終えたいと思う(^_^;)


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