2017年のカンボジア生活を振り返ると5ヶ月で$1,500しかかかってなかったが、来年はもっと減らせそう(・∀・)

2017年はけっこう家計簿を付けていて、毎月公開してきたのだが、ではトータルどれくらいかというのをまとめてみた。

思い起こせば2017年はカンボジアに3月、6月、7月、9月、10月、11月、12月とつごう7ヶ月ほどいたことになる。滞在地は9割方、大都会プノンペンだ。

プノンペンの街並み

ちなみに1月と8月は日本、2月はラオス南部を探索し、4月はバリ、5月はオーストラリアにいた。

思い立って家計簿を付け始めたのが7月で、それから年末までの分をトータルすると、記録している5ヶ月で約$1,500くらい使っている。
平均すると$300弱/月というところだ。

$300は今のレートで約3万2千円くらいで、それにビザ代もカンボジアに行き来するフライト代も全部込みである。

というわけでカンボジアの大都市で、低コスト生活を実現するポイントはなんだろうというのを、2017年を振り返りつつ考えてみた。

ついでに2018年のコスト予想もしてみたが、たぶんまだ減らせる(笑)

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■費用内訳

というわけでとりあえず$1,500の内訳はこんな感じになる。

7月はビザ代、フライト代の月割を計上していなかったのでそれを入れると+$30くらいになるはず。


7月 9月 10月 11月 12月
宿泊費 73 40 55 66 60 294 20%
食費酒代 104 120 69 84 103 479 33%
活動費 92 94 67 95 101 449 31%
交通費 16 10 17 7 8 57 4%
その他 6 45 37 63 45 196 13%
291 309 238 314 317 1,469 100%
20% 21% 16% 21% 22% 100%

月あたりの推移を見てみると引きこもって研究生活していた10月が異様に低いが、それは本当に部屋でずっと本を読んだり物書きをしていたからで、それ以外はだいたい$300ちょっとで安定している。

費目を個別に見ていくと、9月の宿泊費がえらく安いのはagodaのポイントで$25割引になっているから。なのでそれが無ければ他の月と変わりない。

また11月のその他の費用も目立つが、これは銀行関係と靴を買い替えたので$20くらい予想外にかかっているからだ。

■費目別に見てみると

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宿泊費

$60くらいで安定的に推移している。もちろんドミトリー暮らしが前提である( ̄∇ ̄

7月が高いのは最安のところにずっといるという戦略にしていなかったから。
その頃はイベントなども多く、それに合わせて近くの宿に移動したりしていた。

いろいろ宿を試せて面白みもあったが、結局安いところにずっと滞在してそこを拠点にするのが身体も楽だしお金もかからない。
これに気付いてから安定的に宿代を抑制できている。

またやはりローシーズンの10月までを過ぎると徐々に高くなっていく。
年末年始が$60で済んでいるのは移転直後のゲストハウスのプロモに乗れたからで、通常だと$90くらいいくんではないか。

年末年始の数日だけプロモで$2になってるところもあったので、そういうときに長く押さえるのが良いと思われる。

食費、酒代

自炊宿にいるかどうかで劇的に変わる。
自炊できてコーヒーも無料みたいな宿だとカフェ代もかからない。

そういうところにいると1日の食費が$1くらいで済むのだが、自炊宿でない場合はどうしても外食とカフェ代などで$5以上かかってしまう。

いかに自炊宿のプロモをつかまえて長く滞在するかがキーとなる。

活動費

カンボジアではIT学生へのレクチャーや仮想通貨のワークショップなどをやってるが、そちらはカフェ代くらいしかかからない。

なのでコストはそれ以外で人に会うときなどの会食費がほとんどを占める。
余ると美味しいお店の開拓に使ったりするので安定的に予算ギリまで使ってしまっている(^_^;)

交通費、その他費用

農業にはずっと興味があり、こちらでも農園をやっている人と繋がったのでときどき畑に連れて行ってもらっている。
しかし徐々に行く回数が減り、その分で交通費が激減していっている。

その他の費用には$30程度のフライト代、ビザ代の月割が毎月含まれており、それ以外がその月の実際の消費になる。

予想していなかったものとしては銀行関係、靴、服、マッサージなど。
予備費をもう少し想定したほうがいいのかもしれない。

■今後の生活戦略と増減予想

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自炊宿がキー

まず住と食という基本的なコストは自炊宿を安く取れるかどうかにかかっている。

そういう宿が安くなりそうな時期はわかったので、プロモをうまくキャッチすればローシーズンは最安で乗り切れそう。

またagodaでプロモを使うと1回あたり2~3,000円くらいの割引となる。

宿泊するともらえるagodaのポイントを使えばさらにコストを抑えられる。

自炊宿が無い場合は、プロモで$2台で出ている宿を長く押さえてしまうのがよい。

プノンペンの安宿はだいぶ調べ上げたので、試しにとりあえず1泊2泊とかしてるうちにプロモを逃すことがあったが、今後はほぼ無くせると思う。

宿のプロモ、予約サイトのポイントやプロモを組み合わせて平均で$2/日、$60/月を目指したい。

自炊中心で食費削減

自炊宿で月の7割程度(20日間)を自炊すれば、その期間は計算上$20くらいで食費を抑えられる。その半分くらい50セントビールも飲むとして、$5。

それ以外の10日は外食として、その半分くらいは活動費に計上するなら平均$6として$30。
トータル$55、余裕をみて$70くらいで行けるかもしれない。

自分は外食で$1ご飯が続くのはイヤだが、自炊してると基本ストレスにならない。

また最近市場で買ったのだが、カンボジアの牛肉はあまり自分の口にあわないことがわかったので、肉は豚オンリーとなりそれもコスト削減に貢献するだろう(笑)

活動費

余ると美味しいお店開拓に使ってしまうのでなかなか減らない活動費(^_^;)

でもそろそろ開拓先もなくなってきたので、今後はだいぶ減るんでないだろうか。
かわりに知り合いとイベント兼ねてホームパーティ的なことしようかと今考え中。

すると外食しなくても美味しいものと活動を両立させられて一石二鳥^^

人に会いたいとき、イベントに行きたいときに腕が縮んでもしょうがないのでそれなりに使うとは思うが、$80くらいには減らせるかもしれない。

交通費、その他費用

プノンペンに近いタクマウの畑はロケーション的におもしろく、なんとか関わりたいし、地方の農地や農場開拓もやりたいので、そうすると交通費はもっと増える可能性がある。

そもそも予算としては$52を積んでいるので、その半分は使うくらいには動いていいと思う。

その他の費用は、もうこれ以上突発的な出費も無いと思われるので、月に$15も見とけば十分以上でないかな。

すると交通費増とその他費用減で相殺してプラマイゼロくらいになるのかな?

ビザ代、フライト代

またその他費用にはビザ代・フライト代も入っているが、今回はセブパシフィックの超絶プロモが取れて月あたりに均して$30の激安だった。

実はフライトは2018年も同じものが既に取れていて、同額となる。

ビザは長期連続で滞在できるもの、例えば半年マルチを取ると年間で$50→$230くらいに激増するが、ビザランが減る。

半年いるとしたらビザランがベトナム2回、タイに2回必要で、それが

$8×2×2+$14x2x2=$88

かかるとして、差し引きは

230-(50+88)=$92

プラスとなる。半年分なので月あたり約$15プラスだ。

■2018年の生活コスト予想

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といったことを考えると、2018年の月あたり生活コストは

  • 宿泊費:変わらず$60
  • 食費:マイナス$30
  • 活動費:マイナス$20
  • 交通費、その他:プラス$15

と予想できる。

0-30-20+15=$-35

となるので、2017年の経験をフルに活かすとトータルで$35ほどまだコスト削減できることになる。
すると毎月$265、3万円を切る生活コストである(笑)

また10月のときのような引きこもり生活なら2万を切るのも全く可能であろう。したいかと言われるとアレだが。。

しかし日本で勤めていた頃はどうやっても月15万くらいはかかるよなあ~などと考えていたのがなんだったのかと思うことしきりである。

自分は今IT関係の活動でカンボジアにいるのだが、このコストならやりたいことをほぼリスク無くやれる。

まあここまで低コストにせんでもいいと思うが、とにかくなんでもやれるという実感が伝われば幸いである^^


その他、東南アジアの生活費情報はこちら

月の生活費1万2千円?!バリのローカル暮らし、衣食住がどんな感じかまとめてみるよ

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コメント

  1. ツイッター経由で来ました。素晴らしいですね。
    自炊できるドミで食費が1日に1ドル以下というのが興味深いです。
    リバーサイドは物価が高いイメージがあるので驚きです。
    どのような献立になるのかぜひ知りたいです( ^^)

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    1. おおコメントありがとうございます!自炊のイメージはこんな感じです→

      http://galinkh.blogspot.com/2017/12/blog-post_77.html

      米と野菜・豚肉を市場で買ってくれば1食50セントは全く可能です。ずーっとやりたいかどうかはともかく(笑)

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