カンボジアに限らず、新興国は日本に比べればやはり治安は悪い。
日本で長いこといて盗難に遭ったことはないが、ほんの数年の東南アジアで、自分も被害に遭った。
それはバリだったのだが、さすが有名観光地だけあって警察に行けば普通にポリス・レポートを発行してくれた。
それさえあれば保険を利用できるのだ。
しかし新興国ではそういう当たり前のことが当たり前ではない。
国によっては治安はポリスがどう対応するかまで計算に入れなければならない。
そしてカンボジアは残念ながら、そういう国の一つであるようだ。
ここではそんな、新興国の治安リスクについて考えてみます。
しかし周りではやはり盗難やひったくりの被害をぽつぽつ聞く。
最近も日本から来た大学生がトゥクトゥクに乗っていて荷物をひったくられた。
トゥクトゥクも追っかけてくれたのだがやはりバイクには勝てず逃げられてしまった。
よく聞くのはトゥクトゥクもグルで、ごちゃごちゃ訳のわからないことを言って追いかけすらしないというものだ。
そうでなかっただけマシなのだろうが、しかし盗られたことに変わりはない。
状況的には
というもの。
自分もトゥクトゥクに乗って足元に荷物を置いてると、grabされるから気をつけて、とドライバーに注意されたりしたが、本当にそうなのだなと実感した。
3人もいるところに大胆なやつだとも思ったが、全員女性だったのでターゲットにされたのかもしれない。女性の方はご注意を。
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さて盗難自体はもうどうしようもないが、彼女は保険が使えたのでそちらでリカバーすることにした。
しかし海外では場合により、それすら難しいことがある。
というわけで盗難に遭った彼女も警察に行ったのだが、受付はしてくれるもののレポートをどうしても書いてくれない。何度も聞きに行くが、
とけんもほろろに追い返されたという。
結局滞在中にレポートをもらうことはできず、知人に後をお願いして帰国していった。
これは何を意味してるかというと、要するにワイロを提案してくるのを待っているのだと思われる。
体験したことがないので真偽は分からないのだが、本当にそうなら保険で返ってくる額なんてそれで相殺してかなり意味が薄くなってしまうんじゃないだろうか。
安い給料で、上の方は腐敗していてえらい儲けていて、みたいのを日々見てるとやってられないのであろう。
ちなみにフィリピンも同じであると聞いたが、実際の例は知らない。
そんなわけで本当の治安のコストは
の掛け算で決まるように思う。
失ったモノを保険でカバーできれば、少なくとも時間と心のダメージ以外は回復する。
しかし警察がちゃんと対応してくれなければ保険の意味がなくなってしまうのだ。
やはり自衛するに越したことはない。
未然に防いだものも含め自分も何度か遭遇したし、警察に行くと旅行者らしき白人さんが何人もいた。
しかし少なくとも警察は当たり前に無料でレポートは書いてくれた。
たぶん件数が多すぎて捜査はしていないと思うが、ポリスレポートさえあれば保険がちゃんと利用できる。
またバリは、そういう特定のエリアでなければそもそも治安自体もいい感じだし、先の掛け算の数値は、東南アジアではかなり小さめだと思う。
やはり稀有な場所なのだろうなー。
逆にカンボジアのようなところでは、少なくともクメール語が話せる現地人に一緒に行ってもらう必要があると思う。
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というわけで警察の対応も含めリスクの高いところでは、
といったこまごまとしたことを励行するしかない。
というかひったくりのバイクはエンジン切って音もなく近づいてくるので、何の意味もなく定期的に振り返る、くらいでいい。
盗るほうも適切に警戒してる人間は避けるので、そのポーズを見せるだけで盗難に遭う確率を下げることができると思う。
とりあえず夜は必要以上にキョロキョロしながら歩きましょう(^_^;)
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すっかり近代的に見えるプノンペンだが。。 |
日本で長いこといて盗難に遭ったことはないが、ほんの数年の東南アジアで、自分も被害に遭った。
それはバリだったのだが、さすが有名観光地だけあって警察に行けば普通にポリス・レポートを発行してくれた。
それさえあれば保険を利用できるのだ。
しかし新興国ではそういう当たり前のことが当たり前ではない。
国によっては治安はポリスがどう対応するかまで計算に入れなければならない。
そしてカンボジアは残念ながら、そういう国の一つであるようだ。
ここではそんな、新興国の治安リスクについて考えてみます。
✓クレジットカードで無料の保険に入っておこう
たとえ警察が微妙な国でも、とりあえずポリスレポートはもらいに行くべきです。
新興国の警察も年々マシになってきており、ちゃんと対応してくれる可能性は十分あります。レポートさえゲットできれば保険が使えます!
そして海外旅行には付帯の無料保険が付くクレジットカードを使うのがチョーおすすめ\(^o^)/
以前は楽天カードがオススメだったけど、保険が使いにくくなったので以下にオススメのカードをまとめてみました(・∀・)
フライト代を決済する等で無料保険が有効になることが多いけど、持っていくだけで保険が効くカードもあるので、ゼヒ知っておきましょう :)
■カンボジアで多いひったくり
自分はバリでの経験を経て以前より警戒するようになったり、警戒するポイントが肌で分かるようになったのか、いま滞在しているカンボジアで被害に遭ったことはない。しかし周りではやはり盗難やひったくりの被害をぽつぽつ聞く。
最近も日本から来た大学生がトゥクトゥクに乗っていて荷物をひったくられた。
トゥクトゥクも追っかけてくれたのだがやはりバイクには勝てず逃げられてしまった。
よく聞くのはトゥクトゥクもグルで、ごちゃごちゃ訳のわからないことを言って追いかけすらしないというものだ。
そうでなかっただけマシなのだろうが、しかし盗られたことに変わりはない。
状況的には
- 女性3人でトゥクトゥクに乗っていて
- 足元に置いていたリュックを後ろから来たバイクにひったくられた
というもの。
自分もトゥクトゥクに乗って足元に荷物を置いてると、grabされるから気をつけて、とドライバーに注意されたりしたが、本当にそうなのだなと実感した。
3人もいるところに大胆なやつだとも思ったが、全員女性だったのでターゲットにされたのかもしれない。女性の方はご注意を。
■問題はポリスにも
しかし海外では場合により、それすら難しいことがある。
GO BACK!
保険を使うには盗難に遭ったという証明が必要で、警察でポリス・レポートを書いてもらって提出せねばならない。というわけで盗難に遭った彼女も警察に行ったのだが、受付はしてくれるもののレポートをどうしても書いてくれない。何度も聞きに行くが、
GO BACK!
とけんもほろろに追い返されたという。
結局滞在中にレポートをもらうことはできず、知人に後をお願いして帰国していった。
これは何を意味してるかというと、要するにワイロを提案してくるのを待っているのだと思われる。
治安のコスト
他の盗難に遭った人に聞いたのだが、このワイロ、日本円にして8千円くらいかかるという。ほんまかいな Σ(゚Д゚)体験したことがないので真偽は分からないのだが、本当にそうなら保険で返ってくる額なんてそれで相殺してかなり意味が薄くなってしまうんじゃないだろうか。
安い給料で、上の方は腐敗していてえらい儲けていて、みたいのを日々見てるとやってられないのであろう。
ちなみにフィリピンも同じであると聞いたが、実際の例は知らない。
そんなわけで本当の治安のコストは
- 被害に遭う確率
- 警察の腐敗度
の掛け算で決まるように思う。
失ったモノを保険でカバーできれば、少なくとも時間と心のダメージ以外は回復する。
しかし警察がちゃんと対応してくれなければ保険の意味がなくなってしまうのだ。
■国や地域によってリスクは違う
というわけで警察の対応次第で治安リスクは変わる。やはり自衛するに越したことはない。
警察がちゃんと仕事してくれる国
バリもツーリスティックなエリア、もっとはっきり言うとクタのあたりはスリも盗難もひったくりも多いように思う。未然に防いだものも含め自分も何度か遭遇したし、警察に行くと旅行者らしき白人さんが何人もいた。
しかし少なくとも警察は当たり前に無料でレポートは書いてくれた。
たぶん件数が多すぎて捜査はしていないと思うが、ポリスレポートさえあれば保険がちゃんと利用できる。
またバリは、そういう特定のエリアでなければそもそも治安自体もいい感じだし、先の掛け算の数値は、東南アジアではかなり小さめだと思う。
やはり稀有な場所なのだろうなー。
逆にカンボジアのようなところでは、少なくともクメール語が話せる現地人に一緒に行ってもらう必要があると思う。
自衛のポイント
- 面倒でもセキュリティボックスやロッカーをきちんと使う
- 路肩ではなく歩道の上を歩く
- 道路の逆側にカバンは持つ
- スマホやタブレットを路上で見るのは最低限にして、できるだけポケットや鞄の奥に入れておく
- 荷物は足元に置いたり背負ったりせず体の前で「持つ」
- バイクの音(というか何かの音)がしたらすぐ振り返って確認
といったこまごまとしたことを励行するしかない。
というかひったくりのバイクはエンジン切って音もなく近づいてくるので、何の意味もなく定期的に振り返る、くらいでいい。
盗るほうも適切に警戒してる人間は避けるので、そのポーズを見せるだけで盗難に遭う確率を下げることができると思う。
とりあえず夜は必要以上にキョロキョロしながら歩きましょう(^_^;)
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