$0.5の外食は今も可能なのか?カンボジア、はんだら飯の世界

インドネシアには、5,000ルピアで食べられるナシ・チャンプルーというのがある。

5,000は現地語でリマリブなのでリマリブ飯と勝手に呼んでいるが、日本円にして実に40円くらい。

東南アジアでも一食この値段で食べられるのはインドネシアくらいしかないんでないかな。

他の東南アジア諸国ではいかに安くともたいてい100円前後。
ドルで言えば$1であり、$1はワンダラーであり、よって「わんだら飯」と勝手に呼んでいる。

しかしカンボジアには数少ないが$1を切るご飯というものがある。

それが$0.5ご飯、半ダラーのはんだら飯である( ̄▽ ̄

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■姿を消した50セントぶっかけ飯

というかほんの2,3年前までは普通のぶっかけ飯(ご飯とおかず一品)が$0.5で食えた。

しかしカンボジアの値上がりはものすごく、今はの$1でないと食えなくなってしまった。

首都プノンペンでも市場近くの路上店では$0.5のところがあったのだが、ある時点から75セント、$1とあっという間に上がり、そして店自体が姿を消した。

昔は$0.5の店もあったぶっかけ飯

しかしそんな中、絶滅危惧種のごとく残っているはんだら飯がある。

■シェムリアップの病院屋台DEポーク弁当

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アンコールワット観光の拠点シェムリアップは首都プノンペンと比べれば田舎だ。

そのせいかまだ$0.5で食べられるものが残っている。

$0.5のポークライス

その$0.5ご飯がこれだ!


薄いポーク煮&卵焼き、そして漬物がセットになっていて、カンボジアでは定番の1つ。

クメール語でなんというか思い出せないのでポークライスと呼んでいる(^_^;)

シンプルながら肉と漬物とご飯を一緒に食うと絶妙のハーモニーでなかなかウマい!

シェムリアップの屋台で売っていて、本当に2,000リエル=$0.5なのである。


まあ正直量も少なめには感じるのだが、この値段で文句は言えない。

ただ本当にたまーーーにだが$1とか言ってくるときがある。
なので「いくら?」とか聞かずに2,000リエル(=$0.5)黙って差し出しましょう。

屋台で買ってイートインで食べる

カンボジアの屋台はなぜか病院や学校の周りにあることが多く、このポーク弁当を売っている屋台群もシェムリアップの小児病院?の周りに陣取っている。


この値段の弁当はカンボジアでもここでしか知らないが、ひょっとしたらあまり外国人の行かない田舎ならどこもこんな値段なのかもしれない。

で、外は暑いし埃っぽいので、自分は屋内のイートインで食べたりします。
自分のお気に入りはシヴァタ通りにあるスーパー、ラッキーモール

ドリンクを買って、クーラーの効いたイートインで優雅にはんだら飯をいただくのだ!(笑)


トイレも完備。ああ素晴らしい。


でもまあドリンク買ったら$0.5くらいはかかるので、結局トータル$1ではある。


水なら1,000リエル=$0.25で買えるので、そっちならトータル$0.75と$1を切ることは可能だ!

。。普通の大人はそんなこと気にしないですかそうですか( ̄▽ ̄

■プノンペンで市場のお粥を

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首都プノンペンではシェムリアップよりインフレが激しい。

$0.5のぶっかけ飯屋さんはなくなるか、軒並み$1になってしまった。

それどころかぶっかけ飯は、徐々に5,000リエル(=$1.25)に移行しつつあるようである。

何とかここで食い止めてほしいものだが、それでも一部、$0.5近くのご飯も生き残っている。

市場でお粥

そんな中、ギリギリ徳俵で踏みとどまっているのがこのお粥!


市場内のお店などにあるのだが、最もプレーンなアヒル卵のお粥が2,500リエル。
$0.6くらいである。

よってギリギリ$0.5より高いのだが、もうこれくらいしかその価格帯のものはなくなってしまった。

ちなみにお粥に入っているアヒル卵?の塩ゆではまったくおいしくない( ̄▽ ̄

カンダル市場のお店

自分がこのお粥を見つけたのはリバーサイド南、カンダル市場の中。
こんな感じ↓です。


簡素な店ではあるのだが、一応屋台の持ち帰りではないので、ありがたいことにドリンクが無料で飲める。


これがアイスなカンボジア茶なのだ!クソ暑い中、これはうれしい。
ただ人によっては氷にアタるみたいなのでご注意( ̄▽ ̄

そしてドリンクを含めるとシェムリアップでイートインよりも10セントほど安くなり、ちょっとだけお得となる。

。。普通の大人はそんなこと(以下略

■その他の屋台フード

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上記以外にも、一食には足りないが小腹を満たす程度なら$0.5で買える屋台フードもある。

ナイトマーケットの駄菓子

以前ちょこっと書いたが屋台には駄菓子的なものを売ってるものもある。


これはプノンペンのリバーサイドにある、ナイト・マーケット前に出てる屋台。

ワッフル、揚げパン、ほぼ生地のエビかき揚げなどが一個1,000リエル=$0.25~

小腹が空いたときなどこれを買って、リバーサイドのバーで$0.5ビールで飲んだくれるのがよろしい( ̄▽ ̄

東南アジア名物BBQ屋台

また屋台のBBQも一串1,000リエル=$0.25からある。

日本円にして約30円はタイと同じくらい、ベトナムより4割くらい安い。
ベトナムのBBQは一串50円くらいで、なぜか高いのよね。


これも外人エリアだと倍したりするので、中心からちょっと離れたローカルなところで買えばよろしい。
そしてバーの$0.5ビールで(以下略

■正直、微妙(^_^;)

そんなわけでカンボジア、まだギリギリはんだらなご飯は残っている。
が、どれもこれだけで一食はちょっと厳しい。

ポーク弁当が一番まともだが、やはりすぐに腹が減る。
お粥はまあ、朝ごはん向きかな。。

いかにインドネシアのリマリブ飯が素晴らしいか分かろうというものである。
美味しさ的にもあっちが圧勝やしなー。

インドネシア、というかバリだけでいいので何とか永住権プログラムを始めてくれないものか。むむー。

なんというか自分的には、今日はギリ安にチャレンジするぞ!という謎のモチベーションが出てきたときに食べる感じである(笑)


その他、東南アジア各地の安飯情報はこちら(・∀・)

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