カンボジアに用事が多いせいか、シェムリアップ→バンコクのバス移動は何度かやったのだが、逆は今回で2回目だった。
前回はバンコク市内から国境までバスで行った後、カンボジア側でもう一度シェムリアップ行きのバスを買って移動した。
ただシェムリアップ行きのバスは結構早い時間でなくなる。実際バスターミナルに着いたときにはブースに誰もいなかった。
そのときは結局、他の外人と一緒にいたらどこからともなくバンのドライバーがやってきて問題なくシェムリアップに着けたのだが、やはり不安であったので、今回はシェムリアップまで一通のバスで行くことにした。
そういうバスで有名なのはカオサン・バスで、600~900円くらいで行けてしまうという激安ぶり。
しかしネットで見る限り、国境でのビザ取得代行やら提携の高額レストランでの食事やら、いろんな方法でめっちゃボッタクってくるようだ。
具体的な手口はネットにいっぱい出てるのでぐぐってみてください。
自分はそういうのもウザいなあ。。と思い、今回は北バスターミナル(モーチット)から出ているバスを使うことにした。
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最近は国境でバスの乗り換え無しで行ける官営の直通バスというのができたという。750バーツと高いのだが、ものは試しにと乗ってみることにした。
そのバスはモーチット2のバスターミナルから出ている。
ここでいきなり躓くのだが、朝9時発の直通バス最終便が満員!ネットで予約できるらしく、当日ではけっこう埋まってしまうらしい。
で、他のない?と聞いたらやっぱりありました。それが30番ブースで売っているジョイント・チケット。直通ではなく国境で乗り換えは発生するが、事前にシェムリアップまで買っておける。
値段は600バーツと、直通バスよりワンコインくらい安い。その分クオリティはそれなりだろうが、まあ仕方ないのでこれを買った。ちなみに前回自分で乗り継いだときと、値段的にはほとんど変わらない。
なおモーチット2のバスターミナルは入って左のローカルなコンビニがオススメだ。お弁当が30バーツとかで売ってるぞ^^
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で、モーチットから600バーツのバスを買って出発したわけだが、結論から言うと、カオサンバスのボッタクりイベントが全部ありました( ̄▽ ̄
というかそれより多かったです(笑)
まず最初は国境で。バスを降りるとガイドが待っていて、店舗に連れて行かれてビザ取得代行を買わされる。おお、これネットで見たカオサン・バスのやつやん!と感心しながら成り行きを見ていた。
そう言えばモーチットでチケット買ったとき説明の紙を渡されていて、国境の入出国は1時間しか待たないよ、それを過ぎたらバス行っちゃうから、ビザは代行してもらうのがいいよ、ちな1,300バーツな、と書いてある。
自分は長期のマルチプルを持っているのでいらない、と伝えたらクーラーの効いた店舗から追い出され、さらに微妙に遠くにあるベンチで待て、と指示される。
これもカオサン・バスと同じで、旅慣れた人に、普通より高いとバラされるのを怖れて隔離しに来るのである( ̄▽ ̄
敏いガイジンが、これ自分で取るのと同じ値段?と聞いたのがなんとなく耳に入った。同じだ、と深く頷くガイド(笑)
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そして全員分のパスポートを持って業者がビザ取りにバイクで出かけ、ようやく自分もクーラーの効いた店内に入れてもらえる。
そしてそこからはもう、ガイドの嘘八百が続く。最初なんでこんな嘘つくんだろう?実はよく知らなくて適当なこと言ってるんかな?と思ったが、そうではなくこれは後の手数料ビヂネスの前フリなのである。
自分は聞き流していてよくわからなかったのだが、後で同乗した身長2mのガイジンさんに聞くと、こんなことを言ってたらしい。
いわく、カンボジアのATMは手数料$10取る。
→ 大嘘。その後、おそらく提携の両替屋に連れて行く前フリ。
自分の知ってる両替屋はコミッションは取らない
→ たぶん嘘。ガッツリ取ってると思う。
なんかその後ガイジンさんたちがこれからタイを出国するのにATMでお金を降ろしていて、何してんだろうと思ったらタイ側でバーツを降ろした後、カンボジア側で両替屋に連れて行かれた感じで、なるほどそういうことか!と呆れる( ̄▽ ̄
ちなみにカンボジアのATM手数料は高くても$5で、無料のものもある。ただ無料のは為替の手数料に載せられてるかもとも思う。
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さてATMの嘘話に続いては既に買ったカンボジア側のバスを使わせず、タクシーを斡旋してマージンを取っちゃうぞ作戦が展開される。
いわく、
後で分かるんだけど、全部嘘な。
フレディ・マーキュリー似のヒゲのイタリア人が、そんなかかんの?ローカル客乗せるとか聞いてないしもらった紙には3時間て書いてるぞ?とツッコむが、ガイドはすまなさそうに”俺はガイドとして必要な情報を教えてるだけで、ちょっとそれは分からないよ。”
イタリア人は紳士的に、いやit's not your faultなのは分かってるよ、あのバス会社のせいだ、と言っていたが、自分からするともう胡散臭さ爆発である。
そもそも聞き流してたが、この時点でこのガイドの言うことは全部疑うことに決める。そして続く巧妙な営業トーク。いわく、
と大変魅惑的なオファー。
イタリア人のグループを始め、全員うーーん。。と考え込む空気が流れたのを覚えている。
初めて乗るバスだったこともあり、自分もその時はあれそんなかかんの?たまらんなーとかウンザリしながら思っていた。
タクシーの営業なのは分かってたが、そんだけ違うなら確かにタクシーも選択肢になってくる。
バスがすごい時間がかかって、そのうえめっちゃ不便だという情報が、嘘でないならな( ̄▽ ̄
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こうしてタイ側でずっぽり嘘に浸した後、カンボジア側で伏線の回収にかかるのであった。
まとめると、タイ側国境では
ということがまずジャブ程度に行われる。皆さんにおかれましてはゼヒ騙されないようにしていただきたい( ̄▽ ̄
長くなったのでカンボジア側、伏線回収の手口はまた次回に!
次々繰り出される七色の詐欺にクラクラするぞ(・∀・)
☆国際バス、カオサンバス、カジノバス、、バンコク→シェムリアップの移動は結局どれが1番オススメなのか?まとめてみました(・∀・)
関連リンク:
バンコク→シェムリアップのバス移動は、カオサン・バスでなくてもボッタクリイベント満載という話(2)~カンボジア国境編~
バンコク→シェムリアップのバス移動は、カオサン・バスでなくてもボッタクリイベント満載という話(3)~シェムリアップ編~
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前回はバンコク市内から国境までバスで行った後、カンボジア側でもう一度シェムリアップ行きのバスを買って移動した。
ただシェムリアップ行きのバスは結構早い時間でなくなる。実際バスターミナルに着いたときにはブースに誰もいなかった。
そのときは結局、他の外人と一緒にいたらどこからともなくバンのドライバーがやってきて問題なくシェムリアップに着けたのだが、やはり不安であったので、今回はシェムリアップまで一通のバスで行くことにした。
そういうバスで有名なのはカオサン・バスで、600~900円くらいで行けてしまうという激安ぶり。
しかしネットで見る限り、国境でのビザ取得代行やら提携の高額レストランでの食事やら、いろんな方法でめっちゃボッタクってくるようだ。
具体的な手口はネットにいっぱい出てるのでぐぐってみてください。
自分はそういうのもウザいなあ。。と思い、今回は北バスターミナル(モーチット)から出ているバスを使うことにした。
■旅の出初めはモーチット
そのバスはモーチット2のバスターミナルから出ている。
ここでいきなり躓くのだが、朝9時発の直通バス最終便が満員!ネットで予約できるらしく、当日ではけっこう埋まってしまうらしい。
で、他のない?と聞いたらやっぱりありました。それが30番ブースで売っているジョイント・チケット。直通ではなく国境で乗り換えは発生するが、事前にシェムリアップまで買っておける。
値段は600バーツと、直通バスよりワンコインくらい安い。その分クオリティはそれなりだろうが、まあ仕方ないのでこれを買った。ちなみに前回自分で乗り継いだときと、値段的にはほとんど変わらない。
なおモーチット2のバスターミナルは入って左のローカルなコンビニがオススメだ。お弁当が30バーツとかで売ってるぞ^^
■モーチットからのバスも大して変わらんかった( ̄▽ ̄
というかそれより多かったです(笑)
まず最初は国境で。バスを降りるとガイドが待っていて、店舗に連れて行かれてビザ取得代行を買わされる。おお、これネットで見たカオサン・バスのやつやん!と感心しながら成り行きを見ていた。
国境に着いてホッと一息、と思いきや。。 |
そう言えばモーチットでチケット買ったとき説明の紙を渡されていて、国境の入出国は1時間しか待たないよ、それを過ぎたらバス行っちゃうから、ビザは代行してもらうのがいいよ、ちな1,300バーツな、と書いてある。
自分は長期のマルチプルを持っているのでいらない、と伝えたらクーラーの効いた店舗から追い出され、さらに微妙に遠くにあるベンチで待て、と指示される。
これもカオサン・バスと同じで、旅慣れた人に、普通より高いとバラされるのを怖れて隔離しに来るのである( ̄▽ ̄
その涼しい店内に入れてください。。 |
敏いガイジンが、これ自分で取るのと同じ値段?と聞いたのがなんとなく耳に入った。同じだ、と深く頷くガイド(笑)
■ボッタクりトークは続く~外貨編~
そしてそこからはもう、ガイドの嘘八百が続く。最初なんでこんな嘘つくんだろう?実はよく知らなくて適当なこと言ってるんかな?と思ったが、そうではなくこれは後の手数料ビヂネスの前フリなのである。
自分は聞き流していてよくわからなかったのだが、後で同乗した身長2mのガイジンさんに聞くと、こんなことを言ってたらしい。
いわく、カンボジアのATMは手数料$10取る。
→ 大嘘。その後、おそらく提携の両替屋に連れて行く前フリ。
自分の知ってる両替屋はコミッションは取らない
→ たぶん嘘。ガッツリ取ってると思う。
なんかその後ガイジンさんたちがこれからタイを出国するのにATMでお金を降ろしていて、何してんだろうと思ったらタイ側でバーツを降ろした後、カンボジア側で両替屋に連れて行かれた感じで、なるほどそういうことか!と呆れる( ̄▽ ̄
カンボジア側ターミナル近く、両替屋がある界隈 |
ちなみにカンボジアのATM手数料は高くても$5で、無料のものもある。ただ無料のは為替の手数料に載せられてるかもとも思う。
■タクシー斡旋の前フリ
いわく、
- バスは途中でローカル客を乗せる
- 何度も停まるので5時間はかかる、着いたら10時過ぎだ
- ターミナルは市内から遠い。どれくらい?えーと11km(軽く頷く)
後で分かるんだけど、全部嘘な。
フレディ・マーキュリー似のヒゲのイタリア人が、そんなかかんの?ローカル客乗せるとか聞いてないしもらった紙には3時間て書いてるぞ?とツッコむが、ガイドはすまなさそうに”俺はガイドとして必要な情報を教えてるだけで、ちょっとそれは分からないよ。”
イタリア人は紳士的に、いやit's not your faultなのは分かってるよ、あのバス会社のせいだ、と言っていたが、自分からするともう胡散臭さ爆発である。
そもそも聞き流してたが、この時点でこのガイドの言うことは全部疑うことに決める。そして続く巧妙な営業トーク。いわく、
- タクシーなら2時間で、一人300バーツだ
- 市内から遠いターミナルじゃなく、ホテルまで行く
と大変魅惑的なオファー。
イタリア人のグループを始め、全員うーーん。。と考え込む空気が流れたのを覚えている。
初めて乗るバスだったこともあり、自分もその時はあれそんなかかんの?たまらんなーとかウンザリしながら思っていた。
タクシーの営業なのは分かってたが、そんだけ違うなら確かにタクシーも選択肢になってくる。
バスがすごい時間がかかって、そのうえめっちゃ不便だという情報が、嘘でないならな( ̄▽ ̄
■そして伏線回収へ
まとめると、タイ側国境では
- ビザ取得代行で1,000円くらい余計に取る
- カンボジアに入国した後のいろんなボッタクリのため嘘で伏線を張りまくる
ということがまずジャブ程度に行われる。皆さんにおかれましてはゼヒ騙されないようにしていただきたい( ̄▽ ̄
長くなったのでカンボジア側、伏線回収の手口はまた次回に!
次々繰り出される七色の詐欺にクラクラするぞ(・∀・)
☆国際バス、カオサンバス、カジノバス、、バンコク→シェムリアップの移動は結局どれが1番オススメなのか?まとめてみました(・∀・)
>> バンコク→シェムリアップのバス移動、1番コスパのいい行き方は?
関連リンク:
バンコク→シェムリアップのバス移動は、カオサン・バスでなくてもボッタクリイベント満載という話(2)~カンボジア国境編~
バンコク→シェムリアップのバス移動は、カオサン・バスでなくてもボッタクリイベント満載という話(3)~シェムリアップ編~
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