数々のボッタクリイベントをこなし、やっとこさカンボジア国境からシェムリアップに向かう僕様たち。
しかしその途中でも微妙なボッタが繰り返しトライされる。
恒例の提携レストラン立ち寄り、提携トゥクトゥクへのスルーパス、提携ホテルともう全部入りである。なんとかして少しでも金をむしり取ろうという姿勢が、むしろ清々しいわ。
そして前回ギリまで追い詰められた詐欺ガイドの仕掛けた最後の罠、「ドライバーは英語話せない」がここで発現するのであった。
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そうしてようやく乗れたカンボジア国境→シェムリアップへのバス(バン)。
途中でローカル客乗せるから遅いで~タクシーのほうがええで~というガイドの言に反し、ただの一度もローカル客を乗せることはなく、バンは快調に進む。
こういうカンボジア側のミニバンはたいてい、食事とトイレ休憩のため、途中で提携のレストランに停まる。どのバンに乗っても同じ、田んぼの中にぽつんとあるパディビューの大きなレストランである。
熱帯植物をあしらったりと、カンボジアらしい雰囲気がけっこう好きではある。
ここはまあ外人向けとしてはそこまでボッタクリでもなく、缶ビールも$1。とりあえずトイレだけ済ませ、食事はいらんからさっさと行ってくれ、とリクエスト。
全員食事は取らないということなのでドライバーもすぐに出る。ちなみにこのリクエストが分かるので、またもやあのガイドの言に反して、このドライバーはそこそこ英語が分かっているようである。
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しかしこの後、彼はなぜか英語がそこそこ分かるドライバーから、英語が1ミリも分からないドライバーに華麗にクラスチェンジする。
その後もバンは快調に進み、国境から3時間もかからず、もうすぐシェムリアップというところまでやってきた。
とは言え既に日はとっぷり暮れていて、あのガイドの言っていた11kmも離れたターミナルに着くのは面倒だ。
市内まで行ってくれ、とイタリア人が交渉するが、ドライバーはcity centerという単語が分からないくらい英語が分からないらしい( ̄▽ ̄
しかしバンは11km手前で停まることもなく、どうも市内に向かっている。あれこれ市内じゃん!
身長2mびとがGoogle Mapを見ながら、ここで降りればcity centerだ、と告げる。ここで止まってくれ、というフレディ・マーキュリー。
しかしなぜかstop hereも分からないくらい、ドライバーは英語を忘れてしまっている。
国境でガイドが「彼は英語分からんから。。」と言っていたのがここで効いてくるわけである。最後の最後まで詐欺アシスト、本当にありがとう( ̄▽ ̄
結局そこで降りりゃいいものを、南に外れたバスの停留所みたいなところまで行ってしまう。もちろんそこにはトゥクトゥクさんの群れが待ち構えているのであった( ̄▽ ̄
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Google Mapを見る限り、市内中心部まで1kmほど。歩くのも可能ではある。
しかし降りるなりワラワラと寄ってきたドライバーさんはしきりにフリー!フリー!と言っている。どうも提携のホテルに行くなら無料で乗せてってくれるらしい。
ただ自分は高いのはイヤなのでホステルがいい。そう言ったら、じゃここに行くかい?とドライバーさんがトゥクトゥクの車体広告を指差した。それがここ↓。
ここは実は前に泊まったことがあり、行こうと思ってた最安(そしてボロいw)ホステルではなかったけど、もう遅いし歩くのもしんどいのでお願いしようかな~とグラつくわたくし。
最初に言ってたホテルじゃないから無料にはならんのだろう、高かったら歩こう、と思い、いくら?と聞いたら$3だと。ちょい高いな。。市内までこの距離なら適当に歩きながらバイタクが$1でつかまりそう。
それならそもそも行こうとしてた安ホステルに行けるしな。つかまらなきゃ歩けばいいや、と思い、ごめん俺歩くわ、と立ち去ろうとすると、分かったフリーだ!と慌てて追いかけてくるドライバー。
なんだこのホステルも提携先なのかよ!微妙に取ろうとしやがって!ああもうたくましい( ̄▽ ̄
でももちろんそこでシェムリアップ名物、観光トゥクトゥクの営業が始まります。明日観光で使ってくれるならタダにするよ!俺があんたのドライバーになるぜ~?
うんごめん、俺もう観光とかだいぶ前に終わっとるんや。。
まあそれが条件なら仕方ない。じゃ行くねと歩きかけたら、分かったフリーだ!と。
うん最初からそう言え( ̄▽ ̄
まあ向こうからしたら、無料でも乗せればホステルからコミッションがもらえるのでしょう。
ずっと待ってたのに、他のドライバーはみんな客を取ったのに、自分だけ空振りするわけにはいかない!そういう焦りを感じますた(^_^;)
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そんなわけで数いる乗客の中でもっともはずれクジを引いたドライバーさんは、背中に哀愁を漂わせながら提携ホステルへと向かうのでした。
そしてホステル到着後、無料と言っときながらダメ元のチップ要求。さらりと躱すわたくし。
無料で乗ってチップもナシならどこで金もらえばいいんだ?!とか言い出すドライバーさん。
いやあんたホステルからコミッションもらってるでしょ。そうでなかったらタダでいいとか言わんでしょ。
しばらく粘っていたが、淡々とチェックインする自分を見て諦めて去るドライバー。ただ他の客もチップ渡してるやつ一人もおらんぞ。そりゃそうだろう( ̄▽ ̄
ホステルで荷物を降ろし、やっとホッと一息。カンボジア名物、50セント生ビールで長ーーい1日の疲れを癒やすわたくしでしたとさ( ̄▽ ̄
関連リンク: バンコク→シェムリアップのバス移動は、カオサン・バスでなくてもボッタクリイベント満載という話(1)~タイ側国境編~
バンコク→シェムリアップのバス移動は、カオサン・バスでなくてもボッタクリイベント満載という話(2)~カンボジア国境編~
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しかしその途中でも微妙なボッタが繰り返しトライされる。
恒例の提携レストラン立ち寄り、提携トゥクトゥクへのスルーパス、提携ホテルともう全部入りである。なんとかして少しでも金をむしり取ろうという姿勢が、むしろ清々しいわ。
そして前回ギリまで追い詰められた詐欺ガイドの仕掛けた最後の罠、「ドライバーは英語話せない」がここで発現するのであった。
■そしてマイルドにボッタクリは続く~提携レストランで不要な休憩~
途中でローカル客乗せるから遅いで~タクシーのほうがええで~というガイドの言に反し、ただの一度もローカル客を乗せることはなく、バンは快調に進む。
こういうカンボジア側のミニバンはたいてい、食事とトイレ休憩のため、途中で提携のレストランに停まる。どのバンに乗っても同じ、田んぼの中にぽつんとあるパディビューの大きなレストランである。
熱帯植物をあしらったりと、カンボジアらしい雰囲気がけっこう好きではある。
ここはまあ外人向けとしてはそこまでボッタクリでもなく、缶ビールも$1。とりあえずトイレだけ済ませ、食事はいらんからさっさと行ってくれ、とリクエスト。
全員食事は取らないということなのでドライバーもすぐに出る。ちなみにこのリクエストが分かるので、またもやあのガイドの言に反して、このドライバーはそこそこ英語が分かっているようである。
■詐欺ガイド、最後のマジック炸裂
その後もバンは快調に進み、国境から3時間もかからず、もうすぐシェムリアップというところまでやってきた。
とは言え既に日はとっぷり暮れていて、あのガイドの言っていた11kmも離れたターミナルに着くのは面倒だ。
市内まで行ってくれ、とイタリア人が交渉するが、ドライバーはcity centerという単語が分からないくらい英語が分からないらしい( ̄▽ ̄
しかしバンは11km手前で停まることもなく、どうも市内に向かっている。あれこれ市内じゃん!
身長2mびとがGoogle Mapを見ながら、ここで降りればcity centerだ、と告げる。ここで止まってくれ、というフレディ・マーキュリー。
しかしなぜかstop hereも分からないくらい、ドライバーは英語を忘れてしまっている。
国境でガイドが「彼は英語分からんから。。」と言っていたのがここで効いてくるわけである。最後の最後まで詐欺アシスト、本当にありがとう( ̄▽ ̄
嘘を仕込まれた国境のバスターミナルを思い出す |
結局そこで降りりゃいいものを、南に外れたバスの停留所みたいなところまで行ってしまう。もちろんそこにはトゥクトゥクさんの群れが待ち構えているのであった( ̄▽ ̄
■シェムリアップ到着!そして最後のボッタクリイベント、トゥクトゥクとの攻防
しかし降りるなりワラワラと寄ってきたドライバーさんはしきりにフリー!フリー!と言っている。どうも提携のホテルに行くなら無料で乗せてってくれるらしい。
ただ自分は高いのはイヤなのでホステルがいい。そう言ったら、じゃここに行くかい?とドライバーさんがトゥクトゥクの車体広告を指差した。それがここ↓。
シェムリアップ パブ ホステル (Siem Reap Pub Hostel)
ちなみにナイトマーケット近くでプール付き♪ |
ここは実は前に泊まったことがあり、行こうと思ってた最安(そしてボロいw)ホステルではなかったけど、もう遅いし歩くのもしんどいのでお願いしようかな~とグラつくわたくし。
最初に言ってたホテルじゃないから無料にはならんのだろう、高かったら歩こう、と思い、いくら?と聞いたら$3だと。ちょい高いな。。市内までこの距離なら適当に歩きながらバイタクが$1でつかまりそう。
それならそもそも行こうとしてた安ホステルに行けるしな。つかまらなきゃ歩けばいいや、と思い、ごめん俺歩くわ、と立ち去ろうとすると、分かったフリーだ!と慌てて追いかけてくるドライバー。
なんだこのホステルも提携先なのかよ!微妙に取ろうとしやがって!ああもうたくましい( ̄▽ ̄
でももちろんそこでシェムリアップ名物、観光トゥクトゥクの営業が始まります。明日観光で使ってくれるならタダにするよ!俺があんたのドライバーになるぜ~?
うんごめん、俺もう観光とかだいぶ前に終わっとるんや。。
まあそれが条件なら仕方ない。じゃ行くねと歩きかけたら、分かったフリーだ!と。
うん最初からそう言え( ̄▽ ̄
まあ向こうからしたら、無料でも乗せればホステルからコミッションがもらえるのでしょう。
ずっと待ってたのに、他のドライバーはみんな客を取ったのに、自分だけ空振りするわけにはいかない!そういう焦りを感じますた(^_^;)
■そしてやっとホステルへ
さみしげなドライバーの背中 |
そしてホステル到着後、無料と言っときながらダメ元のチップ要求。さらりと躱すわたくし。
無料で乗ってチップもナシならどこで金もらえばいいんだ?!とか言い出すドライバーさん。
いやあんたホステルからコミッションもらってるでしょ。そうでなかったらタダでいいとか言わんでしょ。
しばらく粘っていたが、淡々とチェックインする自分を見て諦めて去るドライバー。ただ他の客もチップ渡してるやつ一人もおらんぞ。そりゃそうだろう( ̄▽ ̄
ホステルで荷物を降ろし、やっとホッと一息。カンボジア名物、50セント生ビールで長ーーい1日の疲れを癒やすわたくしでしたとさ( ̄▽ ̄
関連リンク: バンコク→シェムリアップのバス移動は、カオサン・バスでなくてもボッタクリイベント満載という話(1)~タイ側国境編~
バンコク→シェムリアップのバス移動は、カオサン・バスでなくてもボッタクリイベント満載という話(2)~カンボジア国境編~
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